昨日辺りから、お天気が怪しくなってきました。予報通り、福岡でもそろそろ梅雨入りなのかもしれません。
梅雨になると思い出す一人のお客様。その方は、雨漏りをきっかけに屋根の葺き替えを計画していました。冬に雨漏りに見舞われ、相談を受けて提案書を作成したのですが、即決はされず、そのまま連絡無しの状態に。そして半年たった６月、いよいよ屋根工事をしたいと連絡が入ったのです。が、既に梅雨入り前の状態で、工事はできません。屋根工事は危険を伴いますので、事故のリスクを最小限に抑える必要があるからです。
何かの事情があったのかもしれませんが、家が大事だと思うなら、補修は早めにするべきです。補修にはお金がかかりますが、その後は快適な生活に戻れます。最初は小さな症状でも、「ま、いいか」と放置すれば、場合によっては大事になることも。手入れが早いほど、かかるお金も少なくて済みます。そして、手入れが早いほど、家も長持ちするのです。
「お金が減るのがもったいなくて工事に踏み切れない」そんなお客様はたくさんいらっしゃいます。でもよく考えてください。何かをしようと思ったらお金がかかるのは当たり前です。それをわかっていて相談したはずなのに、放置するなんて何の進歩もありませんよね。これから先、雨のたびに不安な日々を過ごすしかありません。
